刈衣式スーパープディング

さてさて、今日はデザートっつうか、お菓子。変わったお菓子の作り方を紹介しましょう。
このページでも度々レシピを実践している「鉄鍋の醤!」という漫画に、科学的に交渉された
不思議なプリンの作り方が紹介されているんですけど、一見、スポンジケーキの上にカスタード
プリンがただ乗っているように見えながら、実はスポンジとプリンの継ぎ目が一切ない、則ち、
スポンジケーキとプディングを別々に重ねたのではなく、同時にいっぺんに作るという代物。
さあどうやるんでしょう?見てのお楽しみ。




1.
<材料>
卵4つ、レモン汁大さじ2、砂糖160g、バター、小麦粉24g、バニラエッセンス、牛乳180cc
(あと、深さ2cmの天板、水8カップが入るキャセロールが必要)



2.
さて、今日はお菓子ですから、計量はきっちりやりましょう。
(実は適当にやって2回失敗してます、と脅かしておく) まずは、準備として、卵を割り、卵黄と卵白に分けておきます。あとキャセロールには バターを塗っておいて下さい。




3.
ガショガショガショガショ。
卵白は一生懸命、そりゃもう真剣に泡立てます。あー腕が痛い。お菓子職人って偉いなあ。 あ、そう泡立てる途中でお砂糖40gを少しずつ混ぜてゆきます。卵白はかなり固めに 泡立てて下さい。イヤホント腕が痛い(昨日も作ったので)。




4.
ぜえぜえぜえ。あーやっと終わった。そしたら今度は卵黄も混ぜます。 まずはボウルにバター39gと砂糖120gをざりざり混ぜて、その上から卵黄を1つづつ 混ぜてゆきます。その後は、小麦粉24g、レモン汁、バニラエッセンス牛乳180ccを 混ぜながら加えます。好みでレモンピールとかも加えて下さい。




5.
次は、その中に、先程ばかみたいに混ぜた卵白を加えて、軽く混ぜ合わせます。 泡をあまり潰さない様に。この泡が、プリンとスポンジケーキを同時に作る秘密なのです。
ふっふっふ。




6.
さ、いよいよ焼きましょう。キャセロールに、出来た生地を流し込みます。あとはそう、 焼くだけ。ただ焼くだけでプリンとスポンジが同時に出来てしまうのです。あら不思議。 天板にお湯を2cm張り、キャセロールを湯せんにして、オーブンに入れ、170度で 25分、130度で15〜20分焼きます。



7.
さあ、焼き上がりました。
(ちょっと焦げました。ちゃんと見てないとダメです) あとは、熱々のまま食べても、冷やして食べても美味しいです。 ちゃんと中はスポンジとプディングになってます。何故でしょう?
答えは、比重です。




8.
断面ですけど、一体化してるのがわかります?
生地の中には、すべての材料が混ざってますけど、 空気を含んだ卵白は上の方に浮いてきます。その際に 小麦粉と少量の卵黄も連れてくるので、上の部分は 焼かれてスポンジになります。
そして残りの下の部分は 卵黄と牛乳。湯せんで火が通ってプディングになるのです。 理科の実験みたいですねえ。 面白いので皆さんもやってみてね。




皆さんの励ましの投稿が、明日の更新の糧となるのだ。
御意見などいただけると嬉しいなあ。

お名前をどうぞ


(半角30字以内で必ず書いてね)

メールアドレス

ホームページ

あなたの今の気分はどうですか

誕生日

西暦
(年を空欄にすると年をごまかせます)

このお料理の評価

大満足! ちょっとパス まあまあ
(必ずどれか選んで下さい)

評価するレシピ名

コメントをどうぞ。


(1キロバイト以内で必ず書いて下さい)

更新・削除パスワード


(半角4〜8文字)

パスワード(確認)

  おい、新潟の地震の被災者の人たちに義援金送ろうぜ!