さて、今日は日頃作っているタイ料理の神髄を探究すべく、かの地タイ国まで出向いて取材を行ってきた、本格的な ルポです。初めて踏むタイの国土、降り注ぐスコール、悠久の歴史を感じさせる王朝文化の数々。いやー感動したなあ。
つたないルポではありますが、僕の感じた感動のほんの燐辺でも読み取っていただければ幸甚です。
日時 ：２０００年10月1日
場所 ：熱帯の国タイ
参加メンバー：おびおび及び探検隊一行
1.
さて、成田から飛行機に乗る事数時間、ようやくタイ国に到着しました。これはタイ国の空港風景です。タイの若者の間では日本文花が大流行で、パッと見日本人と区別がつきません。町の風景もよく似ており、大変日本人には馴染みやすい風景が広がっております。心無しかあちこちに漢字とかひらがなが見える気もしますが、きっと気のせいでしょう（笑）。いやー、日本語も聞こえるような気もしますがそれも多分幻聴の類いです。そうか俺って疲れてるかならあ。ああ、しっかりしなきゃ（笑）
2.
これがタイの一般的な町並みです。あちこちに大きな看板が見えます。タイ語ってなんとなく日本語によく似てます。親近感がわきますね（笑）これはなんて書いてあるのかよくワカラナイのですけど、きっと今日は野菜の大安売り！とか、ゴミはゴミの日にだしましょうとか書いてあるのに違いない。ああ、でもホントに日本語みたいだなあ。やっぱり俺は疲れているのかなあ。最近残業多いしなあ。
3.
タイの町並みその２です。このようにタイ国には町の至る所に屋台が並べられていて、肉のごった煮とか、ビーフンとか、トムヤムクンとか売っているのです。お昼時にはオフィスからOLが屋台からランチを買って持ち帰る風景がよく見受けられます。この屋台はなんて書いてあるかは読めないのですが、きっと色使いからするとトムヤムクンの屋台ではないでしょうか（っていい加減３段に渡ってボケをかましてる場合ではない）
4.
さて、そろそろ真面目に戻りますけど、結局代々木公園では先日タイフードフェスティバルが催されていて、都内のタイ料理屋１０数件が屋台等出しておりました。これはその中の一件（店の名前忘れた）で、卵とかモヤシとかムール貝とか入った得体の知れない炒めモノを売っておりました。（取りあえず購入。パクチーとスイートチリソースで和えて食いますが、とっても化学調味料な味がしました。うめえ）食った後は近くで売ってたチャーンビールとココナツネクターで口直し。ココナツネクターは糖尿病になりそうなくらい甘かった。
5.
会場中央のステージでは、怪しげな司会者が怪しげなイベントを数多くこなしておりました。ムエタイとかの試合も行われていたのですが、ルンピニースタジアムのチャンプというふれこみの割にはとうの立った親父が出てきて、なぜか昭和３０年代の香りがする、ベタベタのコントをやっておりました。いいのか？それでいいのか？
あとは、やたら段取りの悪い民族楽器の演奏とか、（司会者がどうぞー！と言った後に大道具さんがすてーじをあつらえるとか^^;）なんかほのぼのムードで舞台は進行してゆきます。
6.
おおっ！こんな恐ろしいものも売られておりました。というかドリアンはあちこちで売られていたので、会場は悪臭で阿鼻叫喚のパニック（うそ）。取りあえずドリアンチップスを恐る恐るかじったら大丈夫だったので、隣のドリアンペーストを口に入れたら、それ以降噛めなくなってしまい、たっぷり３分は固まりました。あーヤバかった。死ぬかと思った。ちなみに臭くないドリアンという触れ込みのものを食ってた若いにーちゃんが「わあーホントだ、全然臭くない！」とほざいておりましたが、離れてる俺にハッキリわかるくらい十分臭いぞ！おいっ！
7.
これはなんか物凄く旨そうだったとり肉の煮込みかけご飯。すごく並んだけど、途中でご飯が終わってしまい、１０分経ったらまた来てねと言われたので、後でもう一度並んで買いました。パラッとしたタイ米にこのお肉と汁と高菜を刻んだのを載せてもらって、すごく幸せ。ああ、うめえ、うめえよお。すげー幸せです。きっとこんなのでも、現地じゃ５０円くらいなんだろうなあ。いいなあ、行きたいなあタイ。隣では味付けした豚肉のくし焼きサテも売られておりましたけど、あれも旨いんだよね。
8.
謎のフルーツも数多く売られてます。（でも安い）これは見た事もなかったのでつい買ってしまったシュガーアップル。凍ってるので少しずつ崩して食いましたが、でっかい種が入ってました（黒く透けて見えるのがそれ）味はそうですね、柿とナシを合わせたような味がしました。すごく旨い。当たりだなこれは。あとはライチとか、マンゴーとかマンゴスチンとか、ランプータンとかドリアンとか売ってました。（ドリアン以外はみんな３００円）
9.
うひー、店の親父に金は要らないから是非食ってけと進められてしまったバロットです。（羽化直前の鶏の卵ね）なぜに俺にそこまでして勧める？（笑）
味は、まあ、悪くはないんですけど、食べ進めていくうちに何かコツコツと歯に当たる感触が...（^^;）で、スプーンですくった塊にとろけたくちばしと目玉があったりして。
うぎゃぎゃぎゃぎゃ〜！！（お店の親父には泣いて謝って逃げてきました。あ〜、鳥肌もんです。
10.
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最後はタイの伝統工芸のカービングです。すごく綺麗。素材はニンジン、きゅうり等を使うほかにせっけん等にも彫刻を行います。ここでは体験カービングができるので、先生に教えてもらって、ニンジンを使った葉っぱのカービングが出来るようになりました。なんか初めての割にはとても上手、と先生にベタほめされまして、よかったら習いに来ませんかと、カービング教室のチラシまでもらってしまいました。先生商売上手です。なんか、色々見てるうちにあっという間に時間が経ってしまい、終わる頃にはすっかり日がくれてしまいました。あ〜楽しかった。 |
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